2018-01-01から1年間の記事一覧
前回の記事で、昇格していないのに仙台89ersの今季の観客動員数が伸びている、という例を紹介しました。 この記事では他のB2チームについても観客動員数の推移を見てみたいと思います。比較のためこの3シーズンすべてにおいてB2に属していたチームを対象とし…
2018-19シーズンも折り返し地点が迫ってきており、そろそろ昇降格が頭にチラついてきている方もいると思います。先日はJリーグの方でも昇降格が大きな話題になっていましたね。 この記事ではBリーグでの昇降格が観客動員数に与える影響を見てみたいと思いま…
100問の“実戦ドリル”でバスケiQが高まる作者: 小谷究,佐々木クリス出版社/メーカー: 東邦出版発売日: 2018/12/03メディア: 単行本この商品を含むブログを見る BリーグでもNBAでも解説や通訳の活動でお馴染みの佐々木クリスさんと、流通経済大学の助教授でい…
ファイブ (幻冬舎文庫)作者: 平山譲出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/12/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見る 漫画SLAM DUNKを連載する前、井上先生が「バスケットは漫画界では御法度」、つまり売れる訳がないと…
ニック・ファジーカスの勢いが止まりません。先日のFIBAワールドカップアジア予選Window 5、本当にすごかったですね。その後にこんなネタツイートをしたら皆さんそう思っていたのか、少しウケたようです笑 国内の問題から国際問題になりつつある「ファジーカ…
この記事は川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2018の第4日目に寄稿するものです。第3日目はRie Hiranoさんによる「一緒にアリーナへ行こうよ!」でした。 オフェンス不調を経験した今シーズン序盤の川崎ブレイブサンダース 華やかなB1のシーズン開幕戦…
昨シーズンのベストシックスマン賞は川崎ブレイブサンダースの藤井が受賞しました。このブログでは以前、以下の記事で他にどんなシックスマンがいたのかを調べています。 今回の記事では同じノリで、今シーズンのこれまで(B1は19ゲームが終了)のデータから…
この記事は川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2018の第1日目に寄稿するものです。新参者なのに空気を読まずに初日を取りに行ってしまいましたが、よろしくお願い致します!第1日目ですので景気の良くいきたいと思います! 2020年に向けて年平均成長率1…
2018-19シーズン19ゲーム終了時点までのリバウンド取得率を見てみましょう。リバウンド取得率の計算はこの記事の解説を引用していますのでご参考までに。 ディフェンスリバウンドの取得率 ディフェンスリバウンドの取得率 = (自チームのディフェンスリバウ…
Bリーグが始まった当初(今でもまだまだそういう雰囲気は強いですが)、栃木ブレックスの田臥しかお客さんを呼べる選手がいないことが問題でした。北海道の折茂さんもそういう発言をしていたと思います。 もちろんそれからたくさんのスター選手が出てきまし…
大層なタイトルを付けてみましたが、単に以下の記事の続編です。B1も第11節(19ゲーム)が終わりましたので、またプレイタイムシェアがどうなったのかを見てみたいと思います。 簡単に上の記事を要約します。 ジニ係数と呼ばれる指標を使い、昨シーズンの各…
Bリーグは代表戦に向けて小休憩モードに入りました。こんなときこそデータのブログを頑張りたいと思います。 以前にも書いたネタですが、各選手の得点をそれぞれ2点シュートによるもの、3点シュートによるもの、フリースローによるものに分割し、それぞれの…
今回は観客動員数のデータを使います。普段はスタッツの分析をしていますが、こういうビジネス系のデータも大好きです。と言ってもあまり表には出てこない類のデータなのであまり詳細な分析はできませんが、Bリーグ観戦のリピーターの分析とか、コホート分析…
今回は小ネタです。 相変わらずビッグマンに関する議論が盛んです。もちろんいわゆるオンザコート2、つまり外国籍選手が常時ふたりコートに立てるようになった制度変更がきっかけですが、そこから派生してビッグマンの育て方や、日本人ビッグマンの体格に関…
第4節で横浜がQ4開始時点で16点差あったリードをひっくり返し大逆転するというドラマがありました。いまハイライト動画を観ても横浜ブースターの興奮と、そして滋賀ブースターの落胆が伝わってくるようです。このような大逆転はスポーツの醍醐味のひとつです…
B2のゲームをまったく観られていません!正確に言うとB1のゲームもあまり観られていないのですが、B2はもっと観られていません。シーズン前は茨城ロボッツが面白そうなのでゲームを観ようかなと思っていたのですが、気が付けばB1が始まってからというもの一…
データをネタにしてコンテンツを作っているとひとつ弱点がありまして、それはデータが集まるまではしばらく何もできないということです。新シーズンがはじまって大盛り上がりしているのに、私はひとり昨シーズンの話ばかりをしていて寂しく感じていたりして…
今シーズンからいわゆる常時オンザコート2となり、外国人選手が常に2人コートに立てることになりました(ベンチ入りは2人まで、選手登録は3人までです。)これに伴い外国人選手のプレータイムにファンの注目が集まっています。この記事ではタイムシェアを指…
今回はバスケットボールの話ではなく技術系のネタです。 はじめに 実際のBリーグの選手データ(名前、所属チーム、身長、体重など)を使ってRの使い方やデータ分析の考え方の初歩に触れてみたいと思います。ちなみに以下の記事はその選手データを用いて書い…
川崎ブレイブサンダースのこんな興味深いイベントを発見しました。 来週10/17(水)の川崎ブレイブサンダース対シーホース三河戦において、川崎が何本のスリーポイントを成功させるのかを当ててみようというイベントです。半分ネタのノリっぽくはあるのです…
Bリーグファンの皆さんにとって一番の悩みと言えば、そう、観たい試合が多すぎることですよね。フルの観戦はもちろんのこのと、ダイジェストですらすべての試合をチェックしようとすると大変です。2017-18シーズンもいくつの名ゲームを見逃したのでしょうか…
いつも楽しく読ませて頂いております、としおさんのブログの以下の記事が面白かったので私も相乗りさせて頂きます。 ここではBリーグ全選手(と言っても2週間くらい前のある時点で公式サイトに載っていた全選手です。B1とB2のチーム所属の選手のみです。)の…
昨シーズンのチャンピオンに輝いたアルバルク東京ですが、ルカHCの練習での厳しさとチームのディフェンスへのフォーカスが話題になりました。よって同チームはすっかりディフェンスが強いチームというイメージが出来上がりましたが、それがデータにも表れて…
稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである作者: 葦原一正出版社/メーカー: あさ出版発売日: 2018/09/29メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る Bリーグの事務局長である葦原一正さんが書かれた「稼ぐがすべて」を読みました…
前回の記事の続きです。 ご存知の通りリバウンドにはディフェンスリバウンドとオフェンスリバウンドがあり、チームの戦略などによってはかなり意味合いが異なってくるものなので分けて見てみましょう。最近では例えば「相手にファストブレイクで得点されるく…
ある1試合の総リバウンド数のうち、何%をチームAが、残りの何%をチームBが取ったのかを見てみましょう。これを「リバウンド支配力」と勝手に名付けたいと思います。例えば両チーム合わせた総リバウンド数が100で、チームAが60本のリバウンドを取っていたらチ…
さてB2は開幕、B1はいよいよ開幕直前となりましたね!またあの熱戦の日々が始まります。3年目となるBリーグですが、事務局の葦原さんによりますとJリーグは3年目から観客動員が下降に入ったそうです。 Jリーグのデータすごく面白いです。CAGR(年平均成長率…
NBAの2017-18シーズン、MVPにも輝いたヒューストンのジェームス・ハーデンは試合平均で30.4点もの得点を挙げましたが、その36%はスリーポイント、28%はフリースローによって挙げられた得点であり、2Pシュートによる得点はわずか35%です。一方でキングことレ…
Early Cup 2018、男子日本代表のWindow4と終了しました。まだTerrific 12とFIBA Asia Champions Cup 2018とかあるものの、ちょっとひと段落といったところでしょうか。 今回は普段しているデータの話とはあまり関係がないのですが、個人的なBリーグ2018-19シ…
永吉佑也(京都) 昨シーズンは57試合に出場(内56試合はスタメン)し、総得点は469点はチームで5位でした。個人的にはスミスとマブンガは別枠として、京都の伊藤から晴山くらいまでが誰でも点を取ってくるスタイルのバスケットは好きです。 得点を試合平均…