データとバスケ

バスケをデータから楽しむブログです。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

B2にはスリーポイント成功率40%超えが3人。B1では喜多川のみ。

田口成浩が秋田から千葉に移籍し大きな話題になっています。プロとしてのキャリアすべてを過ごしてきた、そして自分の出身地でもある秋田を離れるのは相当な想いがあってのことでしょう。今後とも注目です。 さてこの移籍をきっかけにB2のスリーポイントシュ…

B1全選手の"得点力偏差値"を算出してみた

タイトルのとおりですが、2017-18シーズンのスタッツを使ってB1全選手の得点力偏差値を算出してみました。全選手がひとつの記事に並ぶとけっこう爽快です! 算出の方法 今回は出場時間(分)ごと平均得点を使って偏差値を算出することにしました。総得点や試…

移籍をきっかけに2017-18シーズンで飛躍した選手は誰か?

移籍後に飛躍した選手を探す Bリーグもオフシーズンに入って、すっかり話題はバスケのワールドカップと選手の移籍です。私も今週金曜日のオーストラリア戦、首を長くして待っているところです。 さてこの記事はもうひとつの話題の移籍についてです。2016-17…

書評「千葉ジェッツの奇跡」(島田慎二)

千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密 (角川書店単行本)作者: 島田慎二出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2017/09/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ご存知千葉ジェッツふなばしの社長である島田慎二さんによる…

アルバルク東京がディフェンス力でファイナルを制することはデータから読めていたか?

まだ記憶に新しい横浜アリーナで開催された2017-18チャンピオンシップのファイナルですが、アルバルク東京が力の差を見せつけた形で千葉ジェッツふなばしに勝利した言っていいと思います。 翌日の富山グラウジーズ対熊本ヴォルターズが大接戦の死闘だったこ…

スリーポイントの数字を少しだけ詳しく見てみる

2017-18シーズンのスリーポイント成功率王に輝いたのは栃木の喜多川でした。おめでとうございます。 規定をちゃんと読んでいなかったのですが、51試合以上に出場していることが条件になっていたんですね。スリーポイントを決めた回数に制限があるのは知って…

特定の選手の得点力に各チームはどれくらい依存しているか?

経済の世界ではパレートの法則、または80:20ルールとして知られている現象があります。例えばあるブログサイトでは20%のユーザーが80%の記事を書いていたりですとか、80%の仕事は20%の時間で片付いてしまうとか、実に様々な所で観測される現象です。 バスケ…

データからベストシックスマンを探す

2017-18シーズンのベストシックスマン賞には川崎の藤井祐眞が選ばれました。この受賞にケチをつける目的では一切ないですが、データから他にもベストシックスマン候補がいなかったのか探してみたいと思います。 ベストシックスマンを私なりに定義すると、以…

上位のチームと下位のチームでは選手の使い方がどのように違うのか?

2017-18年の選手別スタッツを使用して、チームの采配がどうだったかを調べてみたいと思います。便宜上チームを以下の3つのグループにまとめて比較しています。 上位グループ(チャンピオンシップ2017-18に出場したチーム) 千葉、A東京、川崎、栃木、三河、…

リーグ5位の攻撃力を持つ新潟アルビレックスBBはなぜ勝ち越せないのか?

新潟アルビレックスBBの2017-18シーズンは中地区で3位、勝率は.467(28勝32敗)、チャンピオンシップへの出場はならず、という結果に終わりました。チームとして満足のいく結果だったとは言い難いでしょう。 得点王タバンテ・ガードナーを擁する新潟は、この…

2017-18シーズンでもっともターンオーバーを出してしまったチームはどこか?

前回の記事ではB1各チームの得点効率を見てみました。得点効率とは100ポゼッションあたりにそのチームが何点取れそうなのか、ということを表した指標でしたね。 今回は小ネタですが、同じ要領で各チームのターンオーバーを見てみましょう。ターンオーバーは…

2017-18シーズンのチーム得点効率を見ると分かる三河の攻撃力の高さ

この記事では 2017-18シーズンにおけるB1各チームの得点効率がどれくらいだったかを見ていきましょう。 得点効率とは 得点効率の前にポゼッション(Possession)と呼ばれる概念を先に説明させて下さい。 ポゼッションとは ポゼッションとは簡単に言ってしま…

馬場雄大の新人賞受賞をデータで検証する

2017-18シーズンのBリーグ新人賞には王者アルバルク東京に所属するルーキーの馬場雄大が輝きました。 Bリーグというビジネスの今後の発展を願えば、スター性においてはピカイチの馬場が新人賞を獲るべきだという意見に異論はあまりないと思います。 ですが馬…

2017-18シーズンの得点"効率"王は誰だったのか?

前回の記事ではBリーグの2017-18シーズンの得点王争いについて考察しました。ただ記事の中でも触れたように、得点の機会が多ければそのまま総得点数は上がっていく訳ですから、本当の意味での得点力を知る為には選手の得点"効率"を知ることが必要になります…

ガードナーがファジーカスから得点王を奪取できた理由

Bリーグの2ndシーズンこと2017-18シーズンの得点王に輝いたのは、新潟アルビレックスのダバンテ・ガードナーでした。初代得点王だった川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカスは2位となりました。今シーズンの両者の差はどこにあったのでしょうか?デ…