近年はいわゆる期待値が低いことから、ペリメーター、つまりペイントの外の2点シュートは好まれない傾向にあるのはご存じの通りです。 どうせ遠くから打つなら3点、もしくはどうせ2点なら近くから打ちたい、と考えれば自然なことですね。 NBAではヒュースト…
ここ3レギュラーシーズンの各試合のeFG%を見てみると、じわりじわりと上がってきている様子が伺えます。 2018-19シーズンについて言えば外国籍選手の常時オンザコート2が認められるようになりましたので、よりインサイド中心の得点の取り方になった結果なの…
2018-19シーズンのBリーグが幕を閉じました。ご存知の通り色々な出来事があった訳ですが、簡単にまとめますと アルバルク東京のチャンピオンシップを連覇 千葉ジェッツがレギュラーシーズンを過去最高勝率で制覇 信州ブレイブウォリアーズがB2を完全制覇 島…
すごく単純化した話ではありますが。 総観客動員数を増やしたいのであれば、お客さんを呼べるゲームをたくさんやった方がいいです。お客さんをたくさん呼べるゲームというのは、人気チーム同士のゲームだと思います。人気チーム同士が近所だとさらに都合がい…
今回はBリーグの話ではないです。 データ分析に興味がある方ならKaggleというデータ分析コンペを開催しているサイトを御存知かと思います。コンペのひとつにGoogleとNCAAが毎年行っている、NCAAバスケトーナメントの勝敗予想コンペがあります。このコンペの2…
いよいよ本日よりB1のゲームが再開します。レギュラーシーズンは残り20ゲームですね。ポストシーズンに向けてどのようなドラマが待っているでしょうか。 代表ブレイクのおかげで各チームとも色々な修正に取り組む時間はあったのではないかと思います。代表選…
代表戦ブレイクも終わり、今週末からまたB1が再開しますね。ワールドカップ出場も決まり、ますますの盛り上がりが期待されます。 この記事ではここまでの順位争いを振り返ってみたいと思います。普通に順位表を作ったのでは面白くないので、y軸を勝ち数とし…
各チームのここまでのリバウンド取得率の推移を見てみましょう。ちなみに取得率の計算は以下のように行っております。 ディフェンスリバウンド取得率 = ディフェンスリバウンド取得数 ÷ (相手のオフェンスリバウンド取得数 + ディフェンスリバウンド取得数) …
ご存知の通りBリーグでは土日(たまに金土もしくは日月)に渡って2日連続で同じチーム同士が対戦するスケジュールが基本です。私はバスケットボール選手ではないので実感はできませんが、これはなかなかに選手の負担が大きそうです。プレータイムが長ければ…
観客動員数の小ネタです。 Bリーグは観客動員数のゴールを(2020年まで?)年平均成長率10%に設定しているそうですが、今シーズンの観客動員数はここまでどうでしょうか?見てみましょう。 ご覧の通り今シーズンの序盤は躓いたものの、昨シーズンの同時期と比…
名古屋ダイヤモンドドルフィンズの安藤周人が今シーズン好調です。スリーポイントの成功数で現在リーグトップを走っており(確率では6位)、推移を見てみると2位以下をかなり離す独走状態となっています。 下の図は現時点のスリーポイント成功数ベスト5の選…
このブログではBリーグ以外の話を扱うつもりはないですが、NBAのデータAPIで遊んでみたのでそれの共有です。興味のある方もいるかもしれないと思いましたので。 ちなみに私も最初はNBAのデータを使ってブログを書こうかなと思ったりしたのですが、NBAだと似…
ひとつ前の記事で今シーズンのB1各チームがどのように選手を起用しているか、ヒートマップで可視化しました。 この記事では引き続き、今季のB2各チームについて選手の起用状況を可視化したいと思います。こちらも31ゲーム終了時点までです。 東地区 茨城ロボ…
ざっと物事を把握するときには数字よりもビジュアルが便利な場合があります。今回は2018-19シーズンのここまで(31試合終了時点です)の選手の起用状況をヒートマップにして把握してみたいと思います。 y軸に各選手を並べ、x軸を左から1~31ゲーム目とし、そ…
Bリーグ開幕からこれまで3シーズンのすべての観客動員数を見てみましょう。なお2018-19のデータは31試合終了時点までです。3シーズン合わせてなんとここまで2709試合。 レギュラーシーズンだけでもこのゲーム数です。日々これだけのゲームを回されている運営…
各チームのベンチメンバーはどれくらい得点に貢献しているのでしょうか?先日シーホース三河のサザランドがいつもベンチスタートなことに気が付いてから気になっていました。 サザランドがいる三河の様に強力な帰化選手がいると外国籍選手をベンチスタートと…
今季から外国籍選手が常に2人コートに立てるようになり、ある意味では全部のクォーターが平等な扱いになりました。そこで各チームのクォーターごとの得点、失点、得失点差を見てみたいと思います。何か傾向があるでしょうか? クォーターごとの得点 まずはク…
※「Bリーガー」ではなく「Bリーグアール」と読みます ※この記事は随時更新される予定です bleaguerって何? bleaguerはプログラミング言語Rのパッケージ(拡張機能)です。このパッケージを使うと、B.LEAGUEのデータ分析をするのに便利なデータと機能が簡単…
今シーズンの各チームの得点を スリーポイント 2点(ペイント内) 2点(ペイント外) フリースロー に分解して見てみます。前に各選手の得点で似たようなことをやりましたが、それのチーム版です。 まずはB1のチームについて見てみたいと思います。 個人的に…
現時点でのホームゲーム観客動員数を昨シーズンのものと比べてみたいと思います。ここでは単純に平均を比較します。ちなみにB3 から昇格してきた八王子はデータを持っていないため対象外とさせて頂きました。 たまにはリーグ別に見るのではなくて、B1とB2を…
NBAのスタッツページを軽く見たところ、今季ロケッツはスリーポイントシュートを1番打っているチームのようです。試合平均で43本も打っているようなのです。NBAの試合時間が48分であることを考慮して1.2で割ると、1試合40分換算で約36本ということになります…
MLSから学ぶスポーツマネジメント (TOYOKAN BOOKS)作者: 中村武彦,LeadOff Sports Marketing出版社/メーカー: 東洋館出版社発売日: 2018/12/17メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 普段はサッカーにまったく関心のない私なのですが、アメリカのサッ…
前回の記事で、昇格していないのに仙台89ersの今季の観客動員数が伸びている、という例を紹介しました。 この記事では他のB2チームについても観客動員数の推移を見てみたいと思います。比較のためこの3シーズンすべてにおいてB2に属していたチームを対象とし…
2018-19シーズンも折り返し地点が迫ってきており、そろそろ昇降格が頭にチラついてきている方もいると思います。先日はJリーグの方でも昇降格が大きな話題になっていましたね。 この記事ではBリーグでの昇降格が観客動員数に与える影響を見てみたいと思いま…
100問の“実戦ドリル”でバスケiQが高まる作者: 小谷究,佐々木クリス出版社/メーカー: 東邦出版発売日: 2018/12/03メディア: 単行本この商品を含むブログを見る BリーグでもNBAでも解説や通訳の活動でお馴染みの佐々木クリスさんと、流通経済大学の助教授でい…
ファイブ (幻冬舎文庫)作者: 平山譲出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/12/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見る 漫画SLAM DUNKを連載する前、井上先生が「バスケットは漫画界では御法度」、つまり売れる訳がないと…
ニック・ファジーカスの勢いが止まりません。先日のFIBAワールドカップアジア予選Window 5、本当にすごかったですね。その後にこんなネタツイートをしたら皆さんそう思っていたのか、少しウケたようです笑 国内の問題から国際問題になりつつある「ファジーカ…
この記事は川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2018の第4日目に寄稿するものです。第3日目はRie Hiranoさんによる「一緒にアリーナへ行こうよ!」でした。 オフェンス不調を経験した今シーズン序盤の川崎ブレイブサンダース 華やかなB1のシーズン開幕戦…
昨シーズンのベストシックスマン賞は川崎ブレイブサンダースの藤井が受賞しました。このブログでは以前、以下の記事で他にどんなシックスマンがいたのかを調べています。 今回の記事では同じノリで、今シーズンのこれまで(B1は19ゲームが終了)のデータから…
この記事は川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2018の第1日目に寄稿するものです。新参者なのに空気を読まずに初日を取りに行ってしまいましたが、よろしくお願い致します!第1日目ですので景気の良くいきたいと思います! 2020年に向けて年平均成長率1…