データとバスケ

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エリア別のFG%を見てみる

基本的に前回の記事の続きなのですが、各チームの2018-19レギュラーシーズンのシュート成功率をエリア別に見てみましょう。

下の図はレギュラーシーズンに打った全シュートの総計を対象としたものです(前回の記事の図と色が変わってしまっていてごめんなさい…)

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ペイント内の成功率が60%超えたのは千葉ジェッツと京都ハンナリーズのみで、千葉ジェッツがリーグトップの61.5%です。

ペリメーターでの成功率は40%超えたのは千葉ジェッツとアルバルク東京のみで、千葉ジェッツがトップの41.8%です。

そしてご存知の通りスリーポイントの成功率も千葉ジェッツが38.9%でリーグトップと、今季の千葉のオフェンス強さを象徴した結果となっています。

エヴェッサ大阪はペイント内の成功率がリーグワーストの50.3%と、ペイント内でのオフェンスに苦戦していた様子が伺えます。

秋田ノーザンハピネッツはペリメーターでの成功率がリーグワーストの29.5%となっており、改めてシュート力の課題が浮き彫りになっています。

新潟アルビレックスBBもペリメーターの成功率は30%強と低めです。前回の記事で取り上げたようにそもそもほとんどペリメーターからシュートを打っておらず、成功率から察してもほぼ捨てシュートだったことが想像されます。

B2も見てみましょう。

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意外なのかどうかは分かりませんが、西宮ストークスがペリメーターの成功率で40%を上回っており、リーグトップです。島根スサノオマジックも素晴らしいですね。

インサイドの決定率はやはり王者信州ブレイブウォリアーズが頭ひとつ抜けていたようです。しかしそれでも60%は下回っていて、改めて千葉ジェッツの決定力の高さを示す形となりました。