ちょっと今までの活動とは毛色が違うのですが、Bリーグに関するデータをTwitterでお届けするbotをいくつか作りました。今後はうるさくない程度にTwitterで皆さんにデータをお届けできればと思います。
いくつかは既に動いていますし、これから動かすものもあるのですが、とりえあずここで紹介したいと思います。着想があったら更に増やすかもしれません(ツイートの頻度には気を付けたいと思いますが。)
各クラブのSNSフォロワー数を報告するbot
B1各チームのTwitterとInstagramにおけるフォロワー数をツイートするbotです。各クラブ間のバスケにおける競争だけでなく、中の人によるSNS運用面での競争も可視化できればと思い作りました。
#Bリーグ Twitterフォロワー数(2019/07/27)
— 増田林太郎 / Rintaro Masuda (@rintaromasuda) 2019年7月27日
東京: 62432
千葉: 143897
宇宮: 140973
渋谷: 42076
秋田: 66850
北海: 74444
新潟: 33969
川崎: 38287
富山: 79198
三河: 45922
三遠: 18431
横浜: 64209
琉球: 114800
名古: 52881
京都: 43088
大阪: 34922
滋賀: 31323
島根: 20107#ボットです
#Bリーグ Instagramフォロワー数(2019/07/27)
— 増田林太郎 / Rintaro Masuda (@rintaromasuda) 2019年7月27日
東京: 25284
千葉: 31234
宇宮: 23024
渋谷: 9138
秋田: 3489
北海: 14589
新潟: 10139
川崎: 18170
富山: 12471
三河: 18728
三遠: 9432
横浜: 13007
琉球: 22417
名古: 10070
京都: 6565
大阪: 8869
滋賀: 8392
島根: 5361#ボットです
何気なく作ってみましたが、Twitterに強いチームとInstagramに強いチームがあるなどの発見もあり面白いです。そのうち一定期間でどれくらい増加したのか等の分析もやってみたいと思います。
ちなみに今のところB1チームのみ対象としております。
BリーグとJリーグのSNSフォロワー数を比較するbot
こちらは近日開始予定ですが、Bリーグの公式アカウントのフォロワー数をJリーグの公式アカウントのそれと比較するbotも作りました。
単純には比較できない面もありますが、やはりBリーグの発展を見守る上でJリーグはひとつの大きな指標かなと思っています。
TwitterとInstagramの公式アカウントのフォロワー数を見ると #Bリーグ はもう #Jリーグ の半分くらいまで来てるんですね。
— 増田林太郎 / Rintaro Masuda (@rintaromasuda) 2019年7月27日
こちらもTwitterとInstagramからデータを取得し、週次で両社の数値を比べてみたいと思っております。こちらもいずれ時系列のデータを分析してみると面白そうです。
例えばシーズン中のどの期間が一番フォロワー増えやすいのか、など調べてみたいです。
その日の試合予定を報告するbot
こちらはシーズンが始まってから稼働予定ですが、その日の試合予定を報告するbotを動かす予定です。
これはデータとはちょっと違う話なのですが、個人的に欲しかったので作りました。いつも「えーと今日のゲームはなんだっけ?」と思ったときにBリーグ公式ページでそれを確認するのが面倒だったので、それを代わりにやってくれるbotを作った次第です。
まだまだ時間があるので調整中ですが、だいたいこんな感じのツイートを試合のある日の朝に投稿する予定です。
秋田 - 大阪 14:05開始
— 増田林太郎 / Rintaro Masuda (@rintaromasuda) 2019年7月26日
富山 - 三遠 13:05開始
北海道 - 横浜 15:05開始
SR渋谷 - 千葉 13:05開始
京都 - 滋賀 13:05開始
A東京 - 新潟 15:05開始
川崎 - 宇都宮 16:05開始
琉球 - 三河 14:05開始
島根 - 名古屋D 13:00開始 #テスト
こちらはB1に加えてB2のゲームも対象とする予定です。
同じ要領でゲームの結果もツイートできるのですが、こちらはどうするかまだ決めていません。
botを動かしている基盤
botはMicrosoft Flow、もしくはAzure Logic AppとMicrosoft Azure上で呼ばれているサービスを使って作りました。最近では「Low-code, no-code」なんていう言葉がありますが、プログラミングを書かなくてもある程度の自動化ができるサービスです。
Twitterのフォロワー数取得なんかはネイティブにサポートされていますし、インスタグラムのフォロワー数取得のようにREST APIをコールし、結果のJSONをパースする、なんてこともそれなりに簡単にできます。また結果をデータベースに保存するなんてことも割と簡単にできます。
試合予定を通知するbotはBリーグ公式ページのスクレイピングをやっており、多少プログラミングが必要でした。その部分はAzure Functionというサービスを使ってて実装しております。
興味のある方はぜひ見てみてくださいませ。