データとバスケ

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安藤周人はスリーポイントのBリーグ記録を更新するか

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの安藤周人が今シーズン好調です。スリーポイントの成功数で現在リーグトップを走っており(確率では6位)、推移を見てみると2位以下をかなり離す独走状態となっています。

下の図は現時点のスリーポイント成功数ベスト5の選手の推移を表したものです。選手名の横の%は現時点でのスリーポイント成功率です。8ゲーム目くらいから一気に安藤が飛び出しています。

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実はここまであまり名古屋のゲームを観ていなかったのですが、この間の富山グラウジーズとの2連戦を観た限りではスリーポイントだけの選手では決してなく、鋭いドライブからのペイントタッチも出来る選手ですね。

すごく良く言ってしまうと、青山学院大学の先輩である辻と比江島の両方のプレーが出来るような選手だという印象で、日本代表の合宿にも今後はコンスタントに呼ばれそうですし、非常に楽しみな選手となってきました。

さてスリーポイントの成功数と言えば、2016-17シーズンはマブンガの153本が、2017-18は辻の145本がそれぞれ最高記録でしたが、ここまで安藤はそれらの記録を上回る可能性のあるペースでスリーポイントを決めています

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過去の記録からすると1試合に2.5本のペースでスリーポイントを決めることが出来ればシーズンチャンピオンになることができそうですが、記録の更新を狙うのであれば試合平均で3本近くを狙いたいところです。

安藤はここまで平均出場時間も約30分とタフなシーズンを戦っていますが、是非ともこのままどんどんスリーポイントを狙ってもらい、スリーポイント成功数の記録の更新、そして日本人得点王も狙って欲しいと思います。