データとバスケ

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「河村勇輝エフェクト」でBリーグに新たなファンが流入しているかもしれない

三遠ネオフェニックスに入団した特別指定選手の河村勇輝がとにかく話題です。

鈴木達也をコンディション不良で欠いていることもあり、三遠は河村のデビューわずか3戦目からスターターで起用。まだチームの勝利には繋がっていないものの、そのプレーでバスケファンを早速騒がせています。

その活躍はコート内に収まりません。下のツイートであきさんが分析してくれているように、同チームのフォロワーや観客動員数に大きな影響を与えている様子がうかがえます。

直近のゲームでは、アウェイの動員数に影響を与えることで有名な宇都宮ブレックスが相手だったことも手伝って、クラブの最多来場者数を更新したようです。

しかし河村エフェクトの勢いは三遠のフォロワー数や、観客動員数に影響を与えるだけに留まらないようです。

下はここ数ヵ月のBリーグ公式SNSアカウントのフォロワー数の増加数ですが、この2020年1月で大きく伸ばしているのが分かると思います

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念のため1月を日ごとに見てみると、河村勇輝の入団会見のあった1月24日、そしてデビュー戦となった1月25日の千葉ジェッツ戦あたりから一気にBリーグのフォロワー数が伸びていることが分かります。

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(ちなみに1月18日はオールスターゲームのあった日です。こういうタイミングで伸びているのも嬉しいことですね。)

日本のバスケファンと言っても、Bリーグファン、Wリーグファン、NBAファン、大学バスケや高校バスケのファン、その他もろもろ、様々なカテゴリ別にそれぞれのファンがいると思います。もちろん横断的なバスケファンという方もいらっしゃると思います。

今回の河村のように、別のカテゴリのスター選手がBリーグに参加することにより、Bリーグに新しい層が流れ込んできていると思われます。Bリーグとその界隈はこのチャンスを逃すことなく、河村をきっかけにBリーグを観てくれた、興味を持ってくれた方を繋ぐための施策を素早く打ちたい所です

Bリーグを観るのは初めてでも、バスケットボール自体は観たことのある方、少なくても河村のバスケを観てきた方は多いと思うので、そういった人に響くような、そんなコンテンツをタイムリーに用意できると素晴らしいのではないでしょうか。

個人的には今回の河村エフェクトにはかなり驚いております。

昨夏には男子日本代表がW杯に出場、その中でアメリカ代表と激突、代表の数試合は地上波で放送されるという大きなイベントがありました。

それにも関わらず、あまりBリーグのフォロワー数に好影響はなかったように思えたからです。

そんな中でこの河村の登場のインパクトたるや。

報道ではBリーグで3か月ほどプレーした後に東海大学での活動に参加ということですから、リーグとしてはまずその期間を最大限に活かすべく、Bリーグの魅力をもっと伝えるようにしたいですね。

三遠ネオフェニックスにも、対戦相手となる他のクラブにも、知ってもらいたい素晴らしい選手はたくさんいますから。