データとバスケ

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2016-17シーズンからの6シーズンで1試合辺りの6本も多くスリーポイントが放たれるようになっている

Bリーグ(B1、B2合わせて)にて1試合当たりに1チームが放ったスリーポイントの数の推移を見ていくと、2016-17シーズンから2021-22シーズンにかけて中央値で21本→24本、平均値でも20.9本→24.0本と約3本も増加しています。両チーム合わせると1試合当たり約6本もスリーポイントが多く放たれるようになった事になります。

おそらく2022-23シーズンは中央値、平均値で1チーム当たり25本を超えてくるのではないでしょうか。40分間の間に50回のスリーポイントが放たれるということは、24秒に0.5回のスリーポイントという事になりますから、単純に考えればどちらかのチームのオフェンスはスリーポイントが放たれることになりますね。

反比例するように2点ショットが試投数は同時期に中央値で45本→41本、平均値で45.4本→41.1本と、4本あまり減少しています。今回は計算していませんが、所謂ペイントエリア外の2点ショットの推移を見れば更に顕著な傾向が出ている事が予想されます。

期待値の高いショットであるスリーポイントとペイントエリア内のショットを多く打つ戦術で戦うのはもはや常識ですが、各チームの個性がそこに埋もれないようなバスケットボールを観ることが出来ると嬉しいですね。